裂き織をします。経糸を張りました。

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3月24日、今日は戻り雪の降る寒い一日でした。でも、春分を過ぎた夜明けは、6時にはもう明るくなっているので、目覚めも少しずつ早くなって、朝にゆとりが出てきました。

登校する小学生の安全見守りも今日が終業式で、明日から始業式までの2週間お休みです。

今朝から裂き織の経糸を張り始めました。春色と思いベージュ色を基調に、赤と緑の糸をアクセントに入れました。3時間もかかってやっと経糸が張れましたが、織り始めるには糸を移す作業がまだ残っています。でも明日からきっと織り始められるかなと思っています。

横糸は古い着物を裂いたもの。これも準備にかなりの時間がかかっています。着物をほどいて、洗濯をして汚れを落とし、干してからアイロンをかけて細く切る、あるいはまだ湿っているうちに裂いて乾かし、ぐるぐる巻いたものを2~3着分用意します。どういうデザインで何を作るかなどは着物を選ぶ段階で考えますが、更に、この作業中にもいろいろ考えます。配色なども最初は単純に織っていましたが、斜めに色を入れるとか、こぶを作るとか、凝り始めるとえらく時間がかかる織になってしまうなど、まだまだ試作中と言える作業が続いています。基本は経糸と横糸の平織りなのですが・・。

絹を裂くと、キーっと独特の音がします。ストレス解消にいいかも・・。変わり織の場合は裂くことができず、その時ははさみで切ることになります。今回は、ある程度出来上がりをイメージしているので、布が織りあがって作品ができるのが案外早いのかなと思っています。NHKの朝ドラのマッサンの余市のお父さんが着ているちゃんちゃんこが裂き織で、それを真似して、街着的にしようと思っているのですよ。お楽しみに・・。