慌ただしく2月が終わろうとしています。
館長ブログは一か月もご無沙汰のまま過ぎようとしていて、この忙しかったひと月を振り返ってみます。
からっきし英語が話せないのに「ホームスティの子を頼む」と言われて「泊まれるよ」と安易にOK!をしてしまい、インドネシアの女の子2人が2泊の予定でやって来たのは2月の始め。どんなところでどんな生活をしているかなど、事前に勉強する時間もなかったので随分もったいなかったと反省しています。彼女たちが喜んだのはお習字、さき織体験、着物を着たこと、小樽の観光ルートを一通り歩いたこと、お寿司を食べたことなどです。
私がいらいらしたのは予定通りに事が進まず、時間が押して電車に遅れるよ…と言うこと。迎えの友達を待たせておいて、これからシャワー!というから、誰か困ったチャンを止めて!と金切り声をあげるほど、ゆったりと自分のペースを守っていることだったのです。あったかい国でシャワーは日常のことなのでしょうが、日本は時間で動くのよ!今それは無理、となぜに考えられないのかと・・。でも彼女たちはまだ16歳、いろいろな経験を積んで世界人になっていくのでしょう。帰った後で少し時間がとれてインドネシアのことを学びました。そうしたらスカルノ大統領の名が出てきて、あら!デビ夫人の国!とびっくり。歴史も古く、いろいろな民族がいて、島が点在していて、でも国家として統一しているんですね。宗教もいろいろですが、イスラム教徒が多いとか。粗暴な「イスラム国」には批判的でした。
2月5日から小樽雪あかりの路が始まって「軽食喫茶来夢」はボランティア食堂を始めました。札幌雪まつりと並ぶかどうか、たくさんのお客さんが来てくださいますが、この祭りはボランティアが主体になって支えています。中国や韓国から旅費自分持ちで、たくさんの応募者の中から選ばれた80名ほどの若い学生さんなどが参加して下さいます。3時間以上ボランティアをしてくれた人に食券が出るのですが、その食券を使えるお店を2月15日まで開店したのです。初参加で知名度なし!少し遠い!などのハンディがあってお客さんのまばらな日もありましたが、なんとか最後まで頑張っちゃいました。来年はメニューを魅力的にして、もっと来てもらえるようにしようと、担当の奥平さんは言っています。
もう3月と言うのに、今年はお雛さんが少なくなっている!と皆さんに急かされて、お雛つくりの準備を始めましたが、昨日は作り方を教えて欲しいと、数名が集まりました。午前の2時間で一体作ろうと、自分一人で作る時は好きに作っても、初めての人に失敗なく要領よく作ってもらうにはどうするか?お蔭様で良い方法が見つかりましたよ。教えることは学ぶこと!実感でした。さき織で大きいバックを作ってと予約が入っていますがお雛様が先ですね。
明日は、「夢の森」の話を聞きたいと見学者が見える予定です。お雛はいくつ作れるかナ・・たくさん作りたいけど、今日はいろいろあって朝に一つ作っただけ・・でした。